3つのステップで身に付ける物事を長続きさせる方法


やる気を継続しながら決めたことを行い続けるにはどうしたらよいでしょうか。そうするためにはコツがあります。コツを上手に抑えて、習慣にしていきましょう。

長続きさせる方法1 自分のミッションを理解しましょう

やる気スイッチによって高い目標が定まったら、そのやる気を維持していかなければなりませんが、そのために必要なことは、自分のミッションを理解しておくということです。ミッションとはつまり、自分は何のためにその習慣を取り入れていきたいのかという目的のことです。ダイエットならやせること、筋トレならムキムキになること、英会話なら英語をしゃべれるようになることなどです。

そして、そこからさらに一歩考えを進めて、その目的を達成した自分になった場合、どんなメリットがあるのかという最終的なミッションも思いに止めましょう。ダイエットを目指すのはモテたいからでしょうか、英会話ができるようになるのは国際旅行に行きたいからですか?それとも、仕事のスキルアップのためでしょうか。ではさらに考えを進めて、それが実現したらどうなりますか?ダイエットをして、モテるようになったら今はないどんなメリットがありますか?英会話ができるようになれば、どんなふうに活躍の場が広がるでしょうか。こうした点をいつも忘れないようにしましょう。今やろうとしている小さな努力は、将来の自分を形作る大事な努力でもあるのです。

長続きさせる方法2 やらなければならない環境を作り上げましょう

とはいえ、将来の目標だけで習慣化が簡単にできるほど甘くはないかもしれません。仕事の都合や友達との付き合いなどで自分のペースをしっかり守って生活することはそれほど簡単なことではないからです。そのような中でも、やる気を持続させるには、やらなければならない環境に自分を置くことが役立ちます。この強制的な環境を作り出すには、やはり最初に十分な計画と決意が不可欠です。

英語は外国に行ってしまったほうが覚えやすいというのは、基本的に英語を使わざるを得ない状態に自分を置くためです。なにかしら、目的に伴った行動を強制的にでも毎日させられると、脳は新しい習慣として認識し、それを当たり前のこととしてインプットします。そうなれば最初は続けるのが大変でも、いつの間にか毎日の歯磨きと同じように、英語の勉強が苦痛にならなくなるでしょう。

この原理は自分が身に着けたいと思っている習慣すべてに共通します。あとは工夫して、やらざるを得ない状況に身を置くことです。ダイエットであれば、お菓子を買わないことによって食べられない環境を作れるかもしれません。筋トレであれば、毎日の筋トレ結果を誰かに必ず報告するなどして、自分を奮い立たせることもできるかもしれません。この環境づくりが、やる気を継続するためには重要といえます。要するに、脳が当たり前と思い込む時まで、その状態に強制的に自分を持っていくのです。

長続きさせる方法3 やめてしまう理由を逆手にとりましょう

たくさん努力したとしても、自分ではできることをすべて行ってやる気を維持しようとしてきたのに、やめてしまいたくなる時があります。これは一見すると厄介な問題ですが、この問題に向き合うことで、真のやめたくなる理由を識別することができるようになります。

まずは、なぜ自分がやめたいと思っているのか理由を分析してみましょう。ダイエットをやめたいと思ってしまうのはどうしてですか?もっとたくさんおいしいものを食べたいからですか?もてたいという気持ちの表れとしてのダイエットなら、だれかと付き合うことがやめたくなる原因かもしれません。

でもこうしたやめてしまいたくなる原因を理性的に受け止め、第三者のような視点で自分を見てみましょう。そして、その理由を続ける理由として逆に利用しましょう。もっとおいしいものを食べたいから、日ごろから体調管理として理想的な体重をキープしようとか、モテたいし恋人もできたけど、さらに相手に好きになってもらえるように太らないようにしようといった考え方です。こうして、自分のやめてしまいたくなる原因を分析し、それが出てきたときに自分のエネルギーに転換する方法を知っているかどうかはとても大きな分かれ道になるでしょう。

また、どんなにやめたくなる環境に身を置いてしまうとしても、はじめに意識的に習慣としてしまうなら続けることは容易になります。今度は脳がやめるという行動に対し最初の一週間は特に抵抗を示すはずですので、その兆候があるうちに習慣を継続するために努力しましょう。小さなことから改めて継続してみるのもよいでしょう。

このようにやる気を継続していくにはいくつかのコツがあります。こうしたコツを踏まえた上で、一度入ったやる気という炎が消えないようにしていきましょう。これは生まれ持った才能は関係ありません。誰でもできます。炎を絶やさないコツがわかれば自分にとって大きな財産となるでしょう。



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