今年は金メダリスト 米田功さんが、アイ・ディアホノルルマラソンチームのキャプテンとしてはじめてのフルマラソンに挑戦します。2007年ホノルルマラソン そこでとまったはずのランナーたちの時間がまた動きはじめた。2008年5月、米田功のアスリートという時間が永遠に止まった。その時間が2008年12月14日・・・一日だけ動き出す・・・。人は自分の意志の力で、止まっていた時間を動き出すことが出来る。
アイ・ディア ホノルルマラソン2008
走る人、応援する人がひとつになって、自分の夢に向ってがんばる。そんなチームがひとつくらいあってもいい。当日走る人も、応援する人も、みんながひとつになって楽しく自分の夢をかなえていこう。「人生は時間の集合体だ」と誰かがいっていたけれど、もしそうだとするならば、こんな素敵な奇跡はない。
私たちは「今日」という日を、「今」という日を、共にすごしている。まさに、今、この場所で。同じものを見て、同じ思いで、同じことについて語り合っている。人生は時間の集合体だ。同じ場所で、同じ気持ちを味わうことを「今」感じている私たちは、同じ人生を今ここで過ごしているといえる。
2008年12月14日 アメリカハワイ州、ホノルル午前5時。日本時間は2008年 12月15日午前0時。
そこから始まるたくさんのヒーローたちの4時間を超える自分との戦いを、私たちは同時に体験することが出来る。現地に行かなくても、実際に自分が走らなくても、その感動をランナーとともに味わうことが出来る。その方法はただひとつ。心をこめて一緒に応援しよう。気持ちをこめて、自分も一緒に心を走らせよう。その時日本にいるあなたの時計が、2008年12月14日がきたら、そっと思い出して欲しい。今、遠く離れた異国の地で、たった今、頑張っているヒーローたちがいることを。自分のために頑張って人生をすべて注いで、世界の頂点にたった金メダリストが、今度は自分以外の誰かのために、誰かを励ますために走っている。
「自分が走ることで、多くの人が勇気をもってくれたら」寡黙なヒーローたちは、多くを言葉で語らない。走ることで、自分の心を語り始める。
30キロを超えると人は足が棒のように動かなくなるという。南の国の横から吹き付ける海からの風を全身で受け止め、激しいスコールにたたきつけられながら、きっと彼らは戦うだろう。骨がきしみ、筋肉は悲鳴をあげ、身体がばらばらになりそうな苦しさを包み隠さず、見せてくれる。そして、そうやって自分の目標と戦いつづる姿を、私たちの目に晒してくれるだろう。
彼らを守るものは、ハワイの大自然、そして自分が描いた夢。そして皆さんの応援しかない。彼らは自分の将来をかけて走る。皆さんの応援の言葉だけをお守り代わりにして・・・。
「人生は時間の集合体」今年は一緒に、応援しよう。きっと、走った人も応援した人も・・・あなたの人生にも何かのゴールが待っている。そのゴールが見えてくる。あなたの心の止まった時間も、静かに動き出すだろう。
米田功さんはじめホノルルランナーへの応援メッセージを専用フォームで受け付けています。皆さんから頂いた応援メッセージは、すべてプリントアウトし現地にいく応援スタッフがもって行き、ゴールしたときに手渡します。
ぜひ、多くの皆さんのメッセージをお寄せ下さい。