Honolulu News
今年ホノルルマラソンを走る内田司さんが、四日市ホームニュースに掲載されました。難病と闘う菰野町 内田司さん昨年に続き完走目指す
難病ベーチェット病と闘いながら、ハワイ、ホノルルマラソンに挑んでいる菰野町小島の内田司さん(34)は、ことしも12月の大会で、ゴールを目指します。
10年ほど前、ベーチェット病を発病。入退院を繰り返す中、4年前から、自己啓発のため大阪のカウンセラーやメンタルトレーナー養成学校に、会社の休日を利用して通い始めました。昨年8月、がんを患い、余命宣告を受けながら、ホノルルマラソンに挑戦する、同じ学校の受講生を応援するメンバーから「一緒に走ってみないか」と誘いを受けました。体力維持にウォーキングや脱力体操を始め、いずれはフルマラソンに挑戦したい、と思っていただけに、参加への迷いはありませんでした。初めのチャレンジは、7時間ほど掛けて完走。20キロ過ぎには、片足を引きずりもしました。「皆さんの応援もあって走れました。ことしも完走して、来年以降も走りたい。日常では味わえない感動を、ほかの人らにもつなげていきたい」と話します。
【ベーチェット病】慢性再発性の全身性炎症性疾患。口内や唇、歯肉などに、かいようができたり、目に症状が表れると失明のおそれもあったりする病気です。