チームを活性化させるためのポイント


目標を達成するためには、チームとして連携を取り、前進していくことが大事です。そのためにもチームの活性化というのは必要なもの。チームを活性化するには、どういったことが必要なのでしょうか?

「承認」し、お互いの価値を高めること

チームで仕事する、プレーをするといった中で、自分は役に立っているのだろうか?と不安になることもあるでしょう。自分に自信がある人ばかりがチームにいるわけではなく、いつも迷っている人や、誰かに依存しやすい人、ストレスに弱い人などさまざまな性格の人がいます。いろいろな人がいますが、みんな誰かに認められたいと思っていることに変わりはありません。誰かに褒められると、うれしいものです。自分の存在価値を認識できれば、モチベーションも上がります。やりがいにもつながり、自信もついてきます。自信がつくということは、仕事もうまくいくことにつながります。そういったいい結果につなげるために、チーム内で「承認」し合うことが大切です。

自分は価値のある人間、と思えることはとても幸せなことです。価値のない人間と思っていると、卑屈になり物事をマイナスにとらえがちになります。仕事に対しても「自分はどうせできないから」と自信を持てないばかりか、他人に対しても優しい気持ちになれないため、短所ばかりを指摘したり、自分より劣っている点を見つけたがったりするようになります。心に余裕がなくなってしまうのです。チームにそういった人がいれば、当然嫌な雰囲気になります。そうならないためにも、お互いを認め合うことが大事なのです。それは難しいことではありません。どんな些細なことでも、褒める、讃える、ということをすればいいのです。大げさに言葉を並べる必要はなく、一言「すごいね」と褒めるだけでいいのです。それだけでも、認めてもらった、という気持ちになれるものです。そういった雰囲気をチーム内で作り出すことが、チームの活性化につながるでしょう。

「空気」を変えること

みんなが褒め合い、和気あいあいとしている雰囲気は悪くありません。快適に仕事ができる環境は仕事スムーズに進むでしょう。しかし、楽しく仕事をしているだけでは目標を達成できないこともあります。周りが優しいからといってそれに甘えている人が増えれば、甘えられる方の負担になります。それは長くは続きませんし、チームとしての正しいあり方ではないでしょう。楽しい中でも引き締めてしかなければならない点は、厳しく引き締めていくことが大事です。

楽しい空気は大事です。それをいつまでも引きずっているのではなく、時間が来たらしっかり仕事に励むことが必要です。どこかのタイミングでその空気を変えることが重要なのです。方法として、言葉で諭すというのも一つでしょう。しかし、言葉というのはストレートに伝わる変わりに、空気が変わりすぎてしまい気持ちがそれについていかないことがあります。子どもが今まで一緒に笑っていたお母さんが、急に怒り出した、となれば戸惑うばかりで、心に傷を負ってしまいます。空気を変えるには、自然さが必要であり、自らそれに気づいてもらうことが大切です。誰かがみんなと違ったことをすると、反感を買うことがあります。空気を変える人が優等生にならないよう、みんなが自然と空気を変えることに賛成できるようなチームになることが大事です。

「メンタルトレーニング」を取り入れること

チームの中で承認し合うのも、空気を変えるのも、目標を達成するためのチームの活性化のためですが、それをどうすればできるのか?というと一つはメンタルトレーニングをすること、という方法があります。メンタルトレーニングの方法は、まずチームが達成する目標を決めそれを達成するためには何をしたらいいのか?を考えます。チーム内において、誰がどのようなことをすればいいのか、という個人の目標、行動も決めておきます。それを実行し、それができたら、お互いに褒め合います。お互いを認め合うことで、お互いの存在価値を認識するのです。

このメンタルトレーニングをすることで、精神的にも強くなっていきます。自分が認められている、チーム内で必要とされている、と認識できることは、自信をつけさせ仕事をスムーズにこなせる力になります。さらに、何かトラブルなどがあった場合にも、前向きにとらえることができるようになります。ストレスにも打ち勝てる強い精神力が身についていくのです。メンタルトレーニングをしていくことで、チームの中の一人ひとりが落ち着いて、前向きに物事をとらえ解決できるよう働きかけられるようになるでしょう。

チームを活性化するには、メンバー一人ひとりが自信を持ち、心に余裕を持つことです。そのためには、お互いが認め合い、価値を高め合うことが大事です。メンタルトレーニングを行うことで、それが自然にできるようになり、チームの活性化につながるでしょう。



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