東日本大震災-心のサポートボランティア ボランティア情報

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ボランティア情報

主に心のサポートのボランティア情報などを更新していきます。

2011年3月31日(木)
「明日、いよいよ行ってきます」

いよいよ明日から被災地です。みなさんを代表して現地に行かせていただきますが、必ず被災地のみなさまの「心のサポート」ができるヒントを見つけてきます。また、明日以降は現地でレポートを随時あげますので、よろしくお願いします。
今の時点での活動計画と、必要なものを少しまとめてみました。これからはますますみなさまの力が必要です。「心のケア」の本格スタートにぜひ、チームジャパンのみなさまとともに、回復と復興に向けてがんばりましょう。よろしくお願い致します。

活動1:被災地での心のサポート
現地で活動されている医師、自治体、ボランティアと連携をとりながら、「心のケア」のお手伝いをさせていただきます。

求む情報:

  • 1.現地で活動されている医療関係者をご紹介下さい。
    クリニック開業等の先生方に、お話を聞かせていただければ幸いです。
  • 2.現地で活動するボランティア団体の情報を教えて下さい。
    「物資支援」「炊き出し」をされているボランティア団体から、「この人たちの心のケアをしてあげてほしい」などの情報が、いくつか寄せられています。今後は、さらに連携を深めていければと思います。
  • 3.自治体の職員の方、ボランティアスタッフの方、またはすべての復興支援活動に携わる方々。サポートする側のみなさまのストレスと疲れも、限界になりつつあります。無料で、どこにでも私たちカウンセラーが伺います。

求む物資:

  • 1.大きなワンボックスカーまたはキャンピングカーなど 中古で譲っていただける、または被災地に行く時に貸していただける、などが嬉しいです。
  • 2.中古・新品 パソコン、スカイプ用カメラ、マイク スカイプで被災地をつないで、渋谷または大阪で、朝10時から夜10時、カウンセラーによる心のケアを予定しています。被災地につながるスカイプのための、パソコンと付属品を求めています。

カウンセラーならびにリスニングボランティアのエントリーも、まだまだ受け付けます。来週には、被災地の様子も報告したプロジェクトミーティングも開催します。よろしくお願いします。では、行ってきます!!

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月30日(水)
「余震酔い」

震災後、体調を崩されている方も多いと聞きます。やはり、余震がまだ頻繁にあり、ストレスに加えて、日常生活の不安などでどうしても「神経が休まらない」ことが原因だと思います。 特に、「余震酔い」という、ずっと揺れている感じで苦しんでいる人が多いと聞きます。と言う私も、時々、「あれ?揺れている?」と感じることもあり、その症状が出ているうちの1人です。そこで今日は、「余震酔い」との付き合い方です。

  • 1.あれ、余震?と思ったらまず、ゆっくり座るなど、落ち着いた姿勢に自分を整える。
  • 2.顔を上げて、本当に揺れているのかどうかを確認する。我が家では、観葉植物の葉を見るようにしています。
  • 3.その時はゆったり深呼吸。できれば3回くらいゆっくりと。
  • 4.余震酔いは、船酔いの陸酔い(船から下りてもずっと体が揺れている感じ)と同じ。必ず、徐々になくなると自分に言い聞かせて落ち着く。「大丈夫」とか「リラックス」と声にだして言うのも効果的。
  • 5.揺れている感じをあまり気にしないこと。阪神大震災の時も多くの余震にさらされましたが、本当に余震がなくなる時期には、自然に体の感覚も戻ってきました。気にせずまず深呼吸とか、自分への声がけとか、できることを心がけていきましょう。

ストレスにさらされている心と体、ゆっくり、やさしく、慈しんであげましょう。自分の心と体にやさしくすることは、自分の命への最大限の思いやりです。そのやさしさが、ストレスを乗り越える強さになると私は信じています。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月29日(火)
「本当に役立つ支援とは?」

金曜日の早朝に、東京渋谷をでます。福岡や、関西、そして物資不足の関東のみなさまから寄せられた善意の支援物資と、心の支援は私たちの気持ちをのせていきます。 大切に大切にしていたやっとの往復のガソリンを積み、現地ではガソリンはもちろんおにぎり一つ購入しない。「現地に支援物資は持ち込むが、現地のものは何一つ使わない」これは、阪神大震災のリスニングボランティアをしていた時からずっと私たちにあるルールです。 だから自分たちの食べ物、寒さから身を守るもの、まずは自分で自分を守り生かせること。それがカウンセラーとしてまず被災地に行くルールです。 次に、カウンセラーであってももちろん、支援物資を運び、配り、時には一緒に働く。炊き出しを一緒にさせていただくと本当の生の声が聞こえてきます。その中から、何か私たちがもっと役立てることが見えてくるはずです。
今、全国のカウンセラーや講師や、心理業をいとなむすべての方に問いかけたい。私たちが本当に役立つことは、なになのか?もっともっとできることはあるのではないか、と。 そんな気持ちのあるみなさんを代表して、私たちは現地へ向かいます。 「現地はかなり大変ですよ」とたくさんの方に言われますが、その「大変な」中に今日も生き続けている方々がいる。働いている方々もいる。 だから、私たちもためらわず出かけていこうと思います。 これを始まりにして。これからおそらく、毎週出かけたいと思うのです。 現地のクリニックが、現地の企業が、そして私たちに相談をよせてこられた住民の方々が、私たちにたくさんの大切な情報を教えてくれています。 そしてできたら、現地とコミュニケーションラインを作り上げ、全国の人たちと心をつなげていきたいのです。 がんばります。ぜひ現地に関するみなさまからの情報をお待ちしています。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月28日(月)
「現地に行ってきます」

こんばんは。心理カウンセラーの浮世です。大災害から二週間がすぎ、ストレスは限界に達している方も多くいらっしゃるでしょう。毎日、私たちに何ができるのかを考える日々です。 各自治体に連絡をとりながらサポート活動を展開していますが、なかなか進捗しないこともあります。ボランティアの対応を停止している自治体や連絡すらつかない被災地の自治体などもあるのが事実で、何かをしたくてもその受け皿となる場所がない、と私たちを訪れる方もいます。それは誰が悪いわけでもなく、今は、みなが自分たちにできることを全力で考える時期でもあると思うのです。 私たちは、週末、東北の被災地に入る決意をしました。どれだけ大変でどれだけのリスクがあるかもわかっているつもりです。阪神大震災の時のことを思い出しながら、まるで戦場に迷い込んだ錯覚をするくらいのすさまじい経験、さらに広範囲で、寒さは厳しく、自分たちの身を自分たちできちんと守りながらの遠征になります。 心のケアをしにいく、という考えではありません。まずはなにができるのか、どこに私たちが優先していくべきか、その答えを探しに出かけたいと思います。見つかるまで何度でも、何日でも足を運ぼうと思います。

寝袋と食料を持ち、空いたスペースに詰め込めるだけの現地の方への支援物資をつめ、必要だと思えるところをなるべく多く訪ね歩きたいと思います。 NGOや民間企業が現地に対して様々なルートや支援ステーションを展開していると聞きます。私たちもたくさんの企業や団体と情報交換しながら、さらに活動を深めていきます。 情報の提供が今は、宝です。現地の情報や心のケアが必要な情報をぜひ、私たちにおよせください。みなさんからの情報か私たちの行動につながります。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月27日(日)
「入院中の病院内にて」

今日も、お寄せ下さったメールをご紹介します。 出産のため入院中だった病院での経験ですが、とても感動しました。病院側の取り組みのすばらしさ、そして、ご自身が学んだことやトレーニングをしてきたことがいかされていること、など、みなさんもこのメールをご覧になって多くのことを感じられると思いますし、きっと勇気づけにしていただけるのではないかと思います。

先生方・スタッフの皆さま
お疲れ様です。震災PJのメールをいただきました。今、実際に動くことはできず、PCにも長時間向かえない状態ですが、いてもたってもいられず、メールを送らせていただきました。 私事ですが、昨日、無事出産を終え帰宅しました。3670グラムの大きな男の子です。母子ともに健康で戻る事ができ、ホッとしています。 実はわが子は大震災の2日前の他の地震と共に出生しました(9日午前11時28分)。入院中に震災が発生し、大きな揺れ、余震を病院内で経験しました。なかなかない状況でしたので、これからボランティア活動する仲間や、PJメンバーの方の励みになればと思い、病院内での出来事をお話しさせていただきます。 出産2日後、傷の痛みがようやくおさまって来たときに大きな揺れがありました。めまいがするような大きな揺れの中、周りはこれから出産を迎える妊婦、出産を終えたばかりのママ、そして無防備な赤ちゃんたち・・・パニックになり、泣く人、座り込んで震える人、院内は騒然となりました。 そこでとても感動したのが、看護師さん、助産師さんの行動と、言葉がけでした。とても柔らかな、やさしい声(暖息)で。ゆっくりとしたペースで。 『みなさん、赤ちゃんもみなさんも、私たちが守ります。落ち着いて、自分の赤ちゃんをしっかり抱きしめていてあげてくださいね。今から各部屋を回りますね。』 この声に、一瞬にしてほとんどの方が落ち着きを取り戻していました。 『ストローク』でこんなに人の心、精神を安定させることができるなんて・・・そして、強い意志と、気持ちが軸にあって、声にその想いが乗ることで多くの人に届くんだとパニックの現場で実感しました。 ですが、このようなことを観察しているくらい、その時、私はものすごく落ち着いていられたのです。感情を押し殺す、出せないのではなく、『カウンセラーとしての私』がちゃんと軸にあり、『母としての私』が生まれていたからだと思います。それは、まぎれもなく、アイディアの研修で培ってきた自分なんだと気づき、なんだか安心できたのです。 気が付くと、いつの間にか談話室で自分も生まれたばかりの赤ちゃんを抱きながらでしたが、他のママさんたちのとりとめのない不安や、動揺、『怖い』という気持ちを受け止めていました。 余震の合間に、ママのストレス(パニックで一時的にストレスがかかって体調を崩す人がいるため)、血圧と心拍の検査がありましたが、看護師さんから「あなた、全く安静時とかわらないのね!なんで?!」 とびっくりされました。メントレの呼吸法!だけで、自分を追い込むことなくいられました。 もちろん、自分にも負担がかからない様に、助産師さんと話をしたり、夫に『怖かったよ』と吐きだすこともしました。産後、全てが回復途中で『何も出来ない』状況のはずの私が、『聞く』『受け止める』ことができました。日々のトレーニング。現場での経験が、自分も人も支えて行けるのだと強く実感しました。 また、病院の方針が素晴らしかったのが、『いつも通り』を大切にすることでした。悲惨な状態をテレビで見て、落ち込む人や、極端な話ですが、産後の精神状態で悲惨な映像を見続け、「この子を育てていく自信がない」「ここもこうなるのでは・・・」とうつ状態になる方もいらっしゃいました。一番最初の大地震の日も、いつも通りの時間に食事があり、生活のリズムを乱さない様に配慮されていました。常に話しかければ助産師さんや看護婦さんがしっかり立ち止まって話を聞いてくれました。テレビだけは長くかじりついている人には「そろそろ今日はお休みしましょう!」と声をかけて回っていました。この何気ない事だけで、みんなが落ち着きを取り戻し、安定していくのがわかりました。 ボランティア活動として、私は今回現場に行くことはできません。気持ちが昂ぶっていますが、授かった命を守るのも私の使命ですので・・・これから、現地へ行かれる方、電話を受けられる方、たくさんの強い気持ちを持たれている方に私の想いも託します。頑張ってください!皆さんの存在、気持ちが、きっと多くの方の生きる力になります!私も及ばずながら、出来る活動には参加したいと思います(TシャツPJ等)。また後日改めて被災地の方への応援メッセージも送りたいと思います!

ついでに参考までに・・・ 病院内で話題になっていたのですが、テレビを見ている時に、「悲惨な映像より、よりたくさんの人の安否が確認できる映像が見たいよね」ということでした。実家や親せきに連絡の取れない方も多く、不安で一日テレビやPCにかじりついて情報を得ていましたが、一日津波や倒壊した建物ばかり見ていると気持ちも落ち込む・・・と。顔写真や名前だけでも確認できればいいのに・・・と。 もし可能なら、現場で話を聞いた方や、希望する方の写真や、お名前をHPでアップしたり、希望をつなぐ特設ページを設けるなどできないでしょうか?個人情報の問題で難しいかもしれませんが、そんな要望があったので、ここに報告させていただきます。
長く、とりとめのない文章になってしまいましたが、アイディアのマインドをもって、このPJを応援、参加をさせていただきます!

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月26日(土)
「行動を起こせばきっと何かが変わる」

先日の勉強会に出た方から、メールをいただきました。メールを下さった方、お子さんはじめご家族の方々、そしてこの学校の先生方が、お互いを思いやり、すぐに行動に移されたことに心から感動しました。結果、とてもいいコミュニケーションが起こっているとのことです。以下、ご紹介をさせていただきます。

浮世 満理子先生
3/16の東日本大震災心のケアプロジェクト勉強会、ありがとうございました。帰宅後早速、下の子と一緒に留守番をしていた長女と一緒に、先生から教えていただいたダメージとストレスについて話したり、我が家でこうなった時どうするかということをシミュレーションし、再確認しました。そして、あたたかいミルクティーと彼女の大好きなチーズケーキで留守番の労をささやかにねぎらいました。 勉強会の中で、高校生の娘の学校が休校になっていることを、社会とのつながりがなくなったことへの不安で、進行形のストレスをかかえていると教えて下さいました。彼女の学校は、登校禁止にすることにより学生の命を守ることと、高校の卒業式を何とか行えるようにすることで精一杯で、震災後、無機質な業務連絡のメールしか届きませんでした。 先生の勉強会から、スキンシップのことを子どもにとってイベントめいたものとして、上手に取り入れることを教えていただきました。それをヒントに娘のストレスをつなげて、昨日、学年主任の先生へご提案の申し出をしました。それは、彼女たちのストレスを軽減させるためにも、先生が子どもたちのことを大事に思っていること、登校できずに我慢して頑張っている娘たちへのメッセージを、学校のホームページで発信してほしいとお願いしましたところ、貴重なご意見ですので、すぐに対応しますとその場でお話し下さいました。 本日、先生方がそのお心を察知してくださり、卒業式が中止になった中学3年生に向けて在校生へのブログが立ち上がりました。その後、そのブログは全学年に向けて立ちあがることとなりました。 先生から導いて下さったことを教育現場にお届けすることが出来ました。浮世先生、ありがとうございました。アイディアでの学びをお伝えすることで、ブログを通して新学期まで先生と心のふれあいができる場へとつながったように思います。震災のダメージに負けることなく、今までどおり文武両道の素敵な学年として、皆が羽ばたいていけることを願っています。 まずは、取り急ぎご報告申し上げます。本当にありがとうございました。

以上です。みんなで行動を起こせば、きっと何かが変わる。自分のために、周りの方々のために、できることをみんなでやっていきましょう。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月25日(金)
「ボランティアをする方のための心のケア-3
ボランティアの向き・不向きと心のケア」

3.被災地のボランティアに向かない人

  • たとえば、被害状況を見たり感じたりすると、フラッシュバックを起こしたり、パニックになる人
  • 相手から何か(笑顔とか、ありがとうの言葉とか)を期待している人
  • 被災した人を元気付けたり勇気付けたりしてあげよう、相手のために何かしてあげようと思う人
  • 指示を待って受身の行動しか取れない人

4.被災地のボランティアに向く人

  • 状況判断力のある人
  • 反応が無くても100人に一人応えてくれたら良いぐらいのつもりで、どんどんお声がけができる人
  • 役にたてるどうかわからないが、自分がそうせずにはいられないしそうしたいと思って行動する人
  • 自分で何が出来るか探して、考えて行動することが出来る人
  • 何か工夫すべきことなど知恵を出して一緒に考えていく姿勢をもち、被災者によりそえる人
  • つらい状況でしんどい作業をしなければならなくても、周囲の人に声をかけながら率先して楽しみながら作業ができるような、タフさがある人

5.ボランティアの心のケアも必要

  • クリアリングを行う
  • 知らない人にはセルフケアの方法などを伝えてあげる。
    ※セルフケアの方法(基本的に、きちんと食事をし休息や睡眠をとった上で)
  • 話を聞くときは姿勢に注意する
    (深呼吸して、下腹部を意識し安定した姿勢を取り続ける)
    正しく座る(メントレでいう「ポジショニング」)。
    座れなくて立っている時や、しゃがんだりしながらでも、話を聞くときは安定した状態にするべき
    (息が上がっていると相手にも伝わる)。
  • 五感を開放すること
    • ハーブティーなど、自分の好きなあたたかい飲み物を飲む
    • 甘いものを体に入れる
    • マッサージをする
    • ゆっくりと風呂に入る
    • ストレッチをする など
  • クリアリング
    ・相手とペアになり「5分間」などと時間を区切って、心にたまっていることを時間内に全部吐き出す。相手をする際にあいづちなどは不要で、ただ聞いているだけでよい。相手と交代して行う。
  • アニマルセラピーや園芸療法など、自分が癒される方法を取る など

ボランティアに参加される際の、参考にしていただければと思います。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月24日(木)
「ボランティアをする方のための心のケア−2
気持ちの持ち方とルール」

今日と明日で、ボランティアの姿勢やあり方についてお伝えします。
●ボランティアの姿勢/あり方

1.気持ちの持ち方

  • ×かわいそうだからしてあげるという気持ち
    →(上から目線は失礼極まりない)
  • ×自分が持っていないものをあげようとしてしまう
    →(無理すればつぶれます)
  • ×何かを解決してあげる
    →(できないこともたくさんあります)
  • ×相手からなにかをもらおうとする
    →(「笑顔が見たい」などというのは無理な押し付けです)
  • ×何でこんなものが無いのか、これはおかしいのではないかと問題点を挙げて騒ぐ
    →(一生懸命がんばっている人を批判することは絶対ダメです)
  • 自分が持っているもの(技術、時間、気持ち)を提供する
  • 自分のために行動し、自分の提供したもの以上の気づきや学びを得る
  • 相手やその悩みに寄り添う
  • 足りないものやおかしな点に気づいでも騒がずに、報告をあげる。状況への理解を深め、何もかも足りない中で何とかしていく方法を一緒に考える。
  • チームで行動するときは、チームおよびそのチームが組み入れられた団体の主旨やルールに従う。

2.被災地へボランティアに入るときのルール

  • 個人でやるかチームでやるかは自由だが、受け入れ先のボランティアを統括する部門に連絡し、許可をもらう。受け入れ先のコミュニティの一部に組み込まれる必要がある。リスニングボランティアの場合、医療チームの一員だったり、その他のチームに入れられたり、さまざまである。
  • チームでやるときは団体行動をし、勝手に帰ったりしない。必ず連絡を取り合い、結果を報告する。
  • 自分の身は自分で守るのが鉄則。自分に必要な飲料・食料などは、自分で持って行き、被災地のものには手をつけない。また、何かあげるといわれても、原則はもらってはいけないルールだからと断る。
  • 被災者が「自分を精一杯保っている状態」にあることを感じ、理解して行動やお声がけをする。自分たちが誰からも助けてもらえないかもしれないという恐怖の感情に対して、理解をしておく。たとえば、今日一日生きのびることだけで精一杯な人に、家族が行方不明だったり亡くなられたりしたことなどについての感情を引き出すような問いかけをこちらからしてはならない。恐怖やパニックで被災地にいることが一刻も耐えられないような人に対しては、すぐに安心できる地域への一時的な避難を勧め、その後も連絡を取る。
  • 自分がダメージを受けるという覚悟をしておく。
  • 自分をしっかり保ち(頭だけでなく)、自分が回復するためのセルフケアが出来るようにしておく。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月23日(水)
「ボランティアをする方のための心のケア−1
災害時のカウンセリングの特徴」

今回の大震災に関して、「何か役に立ちたい」「何かできることはないか」ということで、ボランティアに参加したい方も多いのではないかと思います。ただ、やみくもにボランティアをしようとしても、現地で混乱してしまったり、かえって自分がダメージを受けてしまうことも多々あります。そこで今回は、これからボランティアに参加したいと思っているみなさまの「心のケアガイドライン」です。

●災害時のカウンセリングの特徴

1.終わりのない長いかかわり
たとえば、暗くて深い大きな水たまりがあって、それを埋めなければ前に進めないのに、片手に一握りずつの土を運んで、少しずつ埋めていくような作業のようなもの(すぐに埋まると思っていても、びっくりするほど深くて、一握りの土はあっという間に吸い込まれて見えなくなり、水面は波立ちもせずに変わらずに暗く、永遠に続けても何も変わらないように思える)。
2.二重のショックを受ける
a.現地に行って五感から入ってくる(悲惨な風景、粉塵やホコリなどの空気、焼けたり腐ったり漏れたりしたさまざまなものの匂いなど)。あたかも戦場に立っているかのようなダメージを本能的に受ける
b.リスニングでの会話中の情報から感じるダメージ
3.その上で何が出来るか?
自然災害は人の力では止められないが、その後に起きる人為的災害(あせりや恐怖からの買い占めなどのパニックの連鎖など)は人の力で食い止めることが出来る。 何とかしてあげたいけど、寄り添うことしか出来ない。でも何年かかるかわからないけれど、意識の高い仲間たちと、やめないで根気良く続けていけば、必ず復興に向けて進むお手伝いが出来ると信じる。

明日からはボランティアの姿勢、あり方についてお伝えします。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月22日(火)
「子どものケア」

大阪へ行ったときのこと。
春休みで実家に帰省していた子ども(4歳)と家族が、楽しく食事に出かけようとした。いつも行くお店は3連休で、満席。仕方なく少し遠いお店に、タクシーで出かけようとした時、その子が言いました。
「遠くに出かけるの?」
「少し遠くにね」
「海の近くに行くの?」
突然言い出したその言葉に、家族みんなで息をのみました。
また、下の弟は、夜中に突然目覚めて、「怖い怖い」とひとしきり泣く。
今、多くの子どもたちの心が、いろんなストレスにさらされています。大人としてできること。親としてできること。誰もがみな、悩んでいます。 それは誰もが同じこと、特別なことではないので、どうぞお気軽に何でもご相談下さい。

●子どものサポートワンポイントアドバイス

1.子どもが泣いたり、怖がったりしたら、スキンシップが有効
阪神大震災の時は、小学校4年生くらいの子も、ずっと抱きついてきました。とにかく、抱いたり、頭をなでたりして、話を聞いてあげて下さい。
2.「怖い」という言葉を否定しない
「怖がっちゃダメ」「男なんだから」ではなく、「大丈夫。一緒にいるよ」とか、「お母さんも怖いから。でも大丈夫よ」と、声をかけてあげる。 「怖い」と言えなくなると、違う手段(チックやおねしょ)などの表現になってしまうこともあります。
3.「ごっこ遊び」を否定しない
阪神大震災では、「仮設住宅ごっこ」「地震ごっこ」。そして、NY同時多発テロでは、子どもがポーチに大切なものを入れて、突然、「ママ、火事よ、早く逃げましょう」というごっこ遊びをしていました。 ごっこ遊びは、子どもがストレスをやわらげる、大切なセレモニーです。無理にやめさせることなく、遊ばせてあげて下さい。
4.家の中でも、1人でトイレに行けなくなった
「トイレのドアを開けてていいわよ、見ててあげるから大丈夫」というように、離れていても声をかけて、大人がいつもそばにいてくれることを、わからせてあげましょう。
5.計画停電の時は、できないことに意識を向けるのではなく、できることに意識を向ける
子どもと一緒に同じ毛布にくるまって、物語などを読み聞かせてあげる、などが効果的です。暗いことは子どもたちにとって初めてだけれども、暗くなるとお母さんが一緒にいてくれる、という経験になります。 暗くて、寒い経験が、お母さんとふれあえる時間になり、さらにスキンシップは安心感を与えます。お父さん、お母さんとふれあえるイベント作りをしてみましょう。 また、例えば暗いときに余震がきたらどうするか、ということなどもシミュレーションしておくといいと思います。

そのほかも、どんどんご相談をお聞かせ下さい。一人で悩まないで。みんな同じ悩みを抱えています。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月21日(月・祝)
「関西 ボランティアチーム決起大会開催!」

今日はアイディアヒューマンサポートサービス(大阪)で、ボランティアチーム決起大会を行ないました。
停電や物資不足、電車の遅れなど、まだまだ生活が落ち着かない関東圏にかわって、今こそ、関西、九州を含めた西日本の力を結集して、西日本からでもできること、というテーマで、私も全力で伝えさせていただきました。
大阪校の意識の高い受講生の方々が、たくさん来て下さいました。

そして今日は、福岡から、一般社団法人 全国心理業連合会の理事である、吉田先生(敬愛カウンセラー学院)をはじめ、吉田先生のチームのカウンセラーの先生方も、福岡・横浜から来て下さいました。
これから、本当の意味で、広域で行なっていく活動が、本格的に動き出していきます。私たちが立ち上げようとしている活動は、 もちろん、全国の多くのカウンセラーの力が必要です。そして、カウンセラーだけではなくて、賛同して下さる企業や団体の方々を含めた、 多くの方の力が必要です。一般社団法人 全国心理業連合会災害対策本部として、関東、関西、そして九州と、情報収集、情報交換をしていきながら、 心のケアの活動を長期にわたり、続けていきたいと思います。 今日、お越し下さった、福岡の吉田先生から、とてもステキなメッセージをいただきました。
Don’t Lose Hope.
そう、希望はいつもあなたのそばに。
決起大会でみなさんに語りかけながら、私もこのメッセージを深く、心に刻みました。明日からまた東京で、しっかりがんばっていきます。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月20日(日)
「今、考えているプロジェクト」

福島やその周辺の皆様方が、関東圏や関西のほうの避難所に続々と来られています。現地での物資不足や、様々な交通網の回復も早急に進んでいて、多くの人たちが支援に向けて動き出しています。
私たちのチームも、自分たちに何ができるのか、自分たちがどういった心のサポートができるのか、ということの情報収集の最後の整理段階に入りました。多くのみなさんの力が必要です。多くのみなさんの気持ちが必要です。そこで、今日は私たちが今、考えているプロジェクトをいくつか、ご紹介していきます。

その1、物資支援交流センターオープン
もう間もなく、東京の物流事情も落ち着いてくるでしょう。店頭にはまた潤沢に商品が並ぶことと思います。でも今、何か足りないものや、緊急に困っているものがある人は、もちろん、すべてのものにお答えできるとは限りませんが、何とか、持っている人を探すなり、入手できる方法を考えてみたいと思っていますので、お気軽に全国心理業連合会の物資支援交流センターまでお問い合わせいただければと思っています。 ボランティアでの運営ですので、普通のショップのように、迅速な対応ができないことはご了承いただければと思います。

その2、多くの人が抱えている様々な悩みや問題を、その悩みごとにHPやメールでご相談を受け付ける
HPやメールでの心のサポートが始まりました。基本的には、多くの人が抱えている様々な不安や悩みに対して、項目ごとに、ワンポイントアドバイスをHPに掲載していきたいと思っています。東北地方の方だけではありません。関東圏の人や、その周辺の皆様も、今、非常に強いストレスにさらされて日々がんばっておられることと思います。HPに掲載されるワンポイントアドバイスを、役立てていただければと思います。
さらに個別のご相談をされたい方は、メールでお問い合わせ下さい。心理カウンセラーがメールでご返事をさせていただきます。そのご返事に載せさせていただいたワンポイントアドバイスのみ(ご相談者からのメールの内容は伏せた状態で)、また随時、このHPでも掲載していこうと思っています。一人で抱え込まずに、ぜひ一度、お気軽にメールでご相談などを寄せてみて下さい。

特に今、心配をしているのは、関東圏やその周辺にいる人たちの子どもたちの心のケアです。子どもを持つ親であれば、今の子どもたちのメンタリティが大丈夫なのか、少し心配になってくる時期でもあると思います。外でなかなか運動ができない、であったり、家でテレビばかり見ていて本当に心配、という親御さんもいます。その子どもが何か特別なものを抱えているわけではなくて、今の環境や状況であれば誰でも、そういった状況になって当たり前なのです。ですから、ぜひそういったことをどうしていけばいいか、というような、子ども向けのワンポイントアドバイスを日々、掲載していきたいと思っています。
ご返事は、すべて、メールもしくは相談内容を伏せた形で、HP上でお答えしていきます。主旨をご理解のうえ、よろしくお願い致します。
明日はいよいよ、大阪で決起大会です。福岡からもたくさんの仲間たちが来てくれます。今、関西圏、九州圏、さまざまな西日本だからできることもたくさんあります。みんなで力をあわせてがんばっていきましょう。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月19日(土)
「卒業式がなくなってしまった娘・息子たちに」

「思春期の子どもが泣いている。楽しみにしていた卒業式が、今回の震災で中止になってしまったためなのです。」
たくさんの方からこういうご相談をいただきました。親として何ができるか・・・というのを一緒に考えてみました。大人にとっては今回のことで、たとえ卒業式がなくなってもきっといろんなことを感じた、この2011年の3月という春は、やがて人生の中のとても大切な、「困難からの脱却」や「人が力をあわせてがんばること」などを知れる、印象深い、決して忘れることのない春になることが理解できます。しかしながら、子どもたちにとっては、一生に一回しかない中学(または高校・大学)の卒業式が「なくなってしまった」、その「喪失感」しか感じられないのも仕方のないことです。

大震災は多くのものを私たちから奪います。その喪失感は私たちを落ち込ませ、悲しませ、無気力にさせます。人生のはかなさや残酷さを感じさせます。 でも・・・では、どうすればいいか・・・というと、「自分だけの卒業式」をしてしまうのです。
みんな一緒ではないけれど、大切な担任の先生や友人たちに手紙を書く。感謝の気持ちやうれしかった思い出など、めいっぱい思い出しながら書いて欲しいのです。
「心のセレモニー」は私たちの心に、ひとつのやさしい区切りをつくり、そして前進させてくれるやさしい強い力になります。派手で大人数のセレモニーだけが自分を支えてくれたのではなく、身近でやさしく目の前にいた人たちや、思い出が、自分を支えてくれたことに気付いてくれる。ここからすべての支援の心も生まれてきます。
「東北の人たちのことを考えると我慢しなきゃ」と、唇を噛んでうつむいた子がいました。私は、「我慢しなくていいから。ささやかだけど、たくさんの人に「今までありがとう」の手紙を書いてみたら?」と、言いました。
今、家にいる時間が長いなら、なおさら、自分の今までの学生生活を振り返って、その時間と向かい合い語りかける。
「たのしかった」
「ありがとう」
「これからもよろしくね」
すると、「なくしたもの」ではなく、自分が持っているたくさんの「得てきたもの」に気づくのです。そして、それを持って、ちょっと落ち着いたら、学校に行ってみる。お友だちで待ち合わせをして、みんなで先生を訪ねてみる。もし、不在でも校門でみんなで写真を撮って、通いなれた校舎にも「ありがとう」を言って来てはどうでしょう。
そして、彼女に「すべての人に手紙を書いたら、最後に被災地にいる、まだ会ったことのない多くの人たちに応援メッセージを書いてみたら?」と伝えてみました。彼女の顔がぱっと輝き、そしてうなずいたのが印象的でした。
お友だち数人との卒業式。もう終わったころかしら?彼女がやがて持ってくる、被災地の人たちの応援メッセージが届くころ、私たち心のケアチームも、いよいよ本格的な心のケアの活動に現地に入ろうと思っています。彼女の大切なメッセージを、私たちのリュックに入れていきます。
このメッセージがもし周りで悩む、卒業を迎えたお子さんたちに役に立てるなら、どうぞ伝えて差し上げ下さい。そういうことを伝えてくれる大人(あなたのことです!)がいるというだけで、きっとその子は、「人生たいへんだけど、大人になるのはなかなか悪いものでもないな。」と人が持つ力を信じていけると思うからです。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月18日(金)
震災の心のケア セルフケアについて−3
余震などによるダメージや神経がピリピリすることに対して

眠れない、食べすぎ、食べれない・・・などがおきます。
しっかり回復の時間をとることや行事をいれるようにしましょう。
行事の基本は、「深呼吸」。余震後に、すぐにできる行動です。

  • また、身体を安定させるために、座ることも大事。神経がピリピリしている時は、どちらかというと立っている状態が多いようです。身体の状態を安定させるポジショニングを作るなどが効果的です。(メンタルトレーニング)
  • おいしいあたたかいお茶をゆっくり飲むようにしましょう。カフェインの入っていないお茶を選んでみてください。
  • お風呂にゆっくり入ること。(余震が怖くて、シャワーしか浴びれない人も多くなりますが、しっかり湯船につかることで、神経がやすまります。)

人間の身体は、危険にさらされると五感が閉じるようになっています。これは、自分の身体を守るためにされていることです。味覚や嗅覚、聴覚、触覚が感じられない。触覚は、特に人間にとって一番原始的な感覚といわれているので、身体にたくさんふれてあげることが大事です。このような回復の習慣をしっかり身につけておくこと。また、地震後は、すっかり草木の水やりを忘れていたり、ペットとかかわることなども少なくなっていたかもしれません。土を触ったり、ペットと触れ合ったり、命のあるものをきちんと自分のそばにおくことは、自分を回復させます。周りの人にもぜひ、勧めてさしあげてください。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月17日(木)
震災の心のケア セルフケアについて−2
ストレスと対処法:不安や恐怖について
●不安や恐怖について
「クリアリングする」
誰かに、自分が感じている不安や恐怖、感情を伝え、クリアにしていくこと。
自分の中に今、不安やパニックになっているかもしれないなど、なるべく自分の心の中にあるものをスポンジをキューっと絞るように。満杯になったスポンジをキューっと絞るような感じで、話してみてください。

▼ポイント

  • 時間を決めること(短時間)~表現することは、エネルギーを使うので、意外と疲れる。
  • 浄化効果(カタルシス効果。話すことで心のお掃除をする)
  • パートナーとのゆずりあい(お互いにクリアになるように配慮)
  • クリアリング後は、ゆっくりお風呂に入ることや、すぐに寝るようにする。
  • 感情表現をする作業なので、気持ちが高ぶって大泣きしてしまうこともあるので、建設的な会話ではないので、あまり子ども達の前ではしない方がいい時もあります。
●生活必需品に関する不安
予想できることを紙に書き出すこと。予測が立てられるものはたててシュミレーションしておきましょう。 本当に最低限一家で、どれくらい必要なのか、リストアップしてみる。「食べ物がなくなる」「お水がなくなる」とパニックになるのではなく、必要なものを考えておきます。 この機会に、子どもに、残さず食べることの大切さを伝えることも効果的。また、兄弟同士で、仲良くわけて、食べることなども教えていきましょう。
●停電になった際の暗闇の恐怖
停電になったら、何をやるかを書き出して、準備をしておきましょう。
停電ということで、ついついできないことに意識がむいてしまうが、停電になったらすることを書き出して、準備しておくことができます。子どもの場合は、一緒に同じ毛布に包まって、読み聞かせなど物語りを話してあげるなどが、効果的。暗いことが子ども達にとってはじめての経験だけれども、暗くなるとお母さんが一緒にいてくれるという経験になります。暗くて、寒い経験が、お母さんとふれあえる時間になり、さらにスキンシップは安心感をあたえるので、子ども達には、とても必要なことです。お父さん、お母さんとのふれあえるイベント作りをしてみましょう。
また、例えば、暗いときに余震がきたら、どうするか。ということなどもシュミレーションしておくといいと思います。。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月16日(水)
震災の心のケア セルフケアについて−1
関東圏の人たちが感じている、進行形のストレス

震災の心のケア セルフケアについて 東日本大震災が、ひきおこしたものは、実は、現地の被災者の方々だけでなく、関東圏に住んでいる私たちにとっても、大きなダメージとストレスをもたらしています。今回、揺れを体験した私たちも、まだ揺れがあるという状態におかれている進行形です。通常の場合は、近隣地域はその障害から、復興支援に入れるのですが、今、関東で何が起こっているかというと、いろいろなことが進行している状態なんです。今回の震災は、現在進行形であることから、まずは自分自身のセルフケアができて、自分の周りの人も安定させていくことができるそういった心のケアのガイドをいたします。

震災に対して私たちの心にどんなことが起こるのか

関東圏の人たちが感じている【進行形のストレス】

1.余震によるダメージと不安。
経験したことのない人にとっては、大きな不安があると思いますが、一つには、揺れていることの不快感・気持ち悪い=ダメージ
また、身体が揺れているのか、いないのかわからない。こういう状態を身体が覚えていくこともあります。
もう一つは、大きな揺れがあった当日に、何かが倒れてきたなどの怖い記憶がある人は、その揺れと怖い体験が結びついており、ちょっとした揺れで、毎回フラッシュバックする。
余震により、自分たちがやられていることをしっかり認めることが、大事です。特に、子どもは、テレビで繰り返し津波の映像を見てるので、中には、余震があると「ほら、お母さん早く逃げないと津波が来ちゃう」とかいう子もいるらしくて、テレビと揺れが進行形だから、それが結びついてしまうことがあります。そんなに大きな揺れが来るとは思っていなくても、意外と私たちがやられていることがあります。
  
2.停電
電気がなくなることの怖さ。純粋に子どもは暗闇が怖い。信号機がないとか、何かあっても誰も助けてくれないかもしれないという不安。また、電気がないことは単に明りだけではなく、動力がない状態です。エレベーターが止まっているから、高層マンションの人なら外に出ようとか、買い物に行こうと思えないから、そういう不安もあります。要は、停電により、社会から孤立しているという不安。何かあったら、どうしよう。ここで大きな地震が来たらどうしよう、どうやって逃げようという不安が常に付きまとっているのです。
3.生活必需品の不安
水・食べるものやトイレなど、生きていくために必要なものが十分でないという恐怖感。今足りないわけじゃないんだけれども、足りなくなったらどうしよう。お子さんがいるお年寄りがいるなど、自分しか買い出しにいけないなど。どうなるかわからないというところに対する大きな不安というのがあります。
4.社会的ダメージ
電車が遅れるとか、交通網が時々止まってしまうというと、社会的なダメージを受けます。会社や学校などに行かなくては、行けないというストレスもあります。 電話がつながらないことやつながりにくく、イライラすることもあります。
5.わからない。先の見えない不安
原子力発電所の不安など、直接どうなのかというよりも、よくわからないことに対する強い恐怖。何がいつどうなるかわからない、どこにいても怖い、逃げようがないことのように感じる不安が募ります。
6.情報不足・情報過多
情報が入ってこないことも不安だし、情報過多も大変なことです。
7.身近な方(ご家族や友人など)の心配
身近な方が被災地近くにいるとか、連絡がとれないとか。これは、私たちにとって、大きなダメージになります。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月15日(火)
TV映像がひきおこすうつ気分

通常震災は、被災地が大変なダメージを受けても他の地域はすぐに復興に向けて動けるのです。
ところが、今回は被害を受けた東北地方だけでなく関東圏も今なお大きなストレスにさらされています。また、その動きは全国に広がっていると思います。 「TV映像がひきおこすうつ気分」私はここ数日私たちにアクセスしてくる人たちをそう感じています。
毎日毎日悲惨な映像を見せられることで、子どもたちには現実と映像の区別がつかなくなります。余震があったら「津波が来る」と慌てる子ども。毎日TVばかり見て、まったく笑わなくなってしまったといいます。情報はとても大切です。情報がないと不安になり、今の現状を知りたいと、つい情報を集めたくなります。

ただTVからくり返し流れる、津波シーン原子力発電所の爆発のシーンの後に「風が北からふいている」と流れるテロップ 首相がどれだけ「落ち着いて」と語りかけてもまるで本物の映像を編集して作られた創作のストーリーのように私たちの底にある恐怖と不安を確実に強化していく。強化された映像の前には人々の不安を抑え切れない様な気がします。情報をもっと具体的にもっと安心できる材料として届けて頂くことはできないのでしょうか。 こういう大変な時だからこそ映像を担当される方々の役目は多くの人々をうつ状態にもするし、元気にもすると思わずにいられません。

「TVを見て大泣きしてしまった」
「TVの分析があまりに残酷だった」
「TVを見ていたら心が壊れそうになるのでもう見ない。情報はいらないってもう切れましたよ」
いろんな声に心を痛めつつも心から耳を傾けています。せめてここではセルフケア“情報うつ”から自分を守るために

  • 1.情報はマメに見ても同じ映像をくり返し見ない。1回30分までとか決めて見る
  • 2.悲しい気分になったらTVをとめて、友人や家族とおしゃべりを
  • 3.情報はメモをとりながら具体的に客観的に見るように心がける
  • 4.これからどうするかを頭で考えるだけでなく紙に書いてまとめてみる。

つらいことも情報もメモをとりながら見たりすると客観的に冷静に見ることができます。ぜひ1度試してみてください。
自分のために自分の家族や知人のためにできること自分たちでもやっていきましょう。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月14日(月)
多重ストレスの中で

今日は計画停電により、朝から交通機関は大混乱でした。移動のストレス、先の見えない不安、仕事にならないストレス、多くのストレスが私たちにダメージをもたらしました。 それでも、東北地方の方々のことを想いながら、東京に住む皆さんも、また、余震の恐怖と戦いながら、ストレスに耐えた1日でした。 ストレスはひとつのものだけなら、まだ人は耐えられるのですが、いつはじまるともわからず、いつ終わるともわからないストレスが重なるとひとつひとつは、 決定的に大きなものでなくても、とても疲れてしまいます。こんな時に大切なのは「神経を休めること」です。 眠るせめて1時間〜30分前には、テレビを消してゆったりとした音楽でも流し、深呼吸しながら、ベッドに入りましょう。 お風呂にゆっくり入るのも効果的です。これからもまだまだ、いろいろなことがやってきます。先は、長いのです。 まずはそこで、心が負けてしまわないように、しっかりと自分を回復させてあげてください。 身体が休んでも、余震が続いていたりすると神経がなかなか休まりません。だからせめて、しっかりと自分を回復させてあげてください。セルフケアは心のケアの基本です。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月13日(日)
「何もできない?」「できることはたくさんある。無力感に負けないで」

『何もできない?』
と言った人がいました。
『できることはたくさんある。無力感に負けないで。』
と、私は言いました。 今は、毎日、絶望的な映像しか目に入らなくても、 私たちが今こそしっかりと現実を受け止めた上で、 できることを全力で探しましょう。
『無力感に負けない』 毎日、自分に言い聞かせている言葉です。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年3月12日(土)
「サポートプロジェクトを立ち上げたい」

ありえないような大地震が東日本に起こり、目の前のテレビに映し出されている光景は、まるで現実のものとは思えませんでした。しかし阪神淡路大震災を経験している私はそれがどれだけ残酷な映像あっても、現実のものであるということが生生しくイメージできました。火事が起こったエリアでの焼け焦げるような強い臭い、大きなビルが崩壊した後に舞い立つ粉塵、まるで戦場のような苦しい場所。そしてこの寒い中、電気の使えないエリアが多くなり被災地の皆さん方は不安な日々を過ごしながら真っ暗で寒い夜を過ごしておられるのだと思います。私達アイディアメンタルトレーニングセンターの所属アスリート井村久美子(池田久美子)は山形県の出身で家族が今でも山形にいます。お母様と弟さんに連絡がとれた昨日は涙が出るほどうれしかったと私にメールをくれました。誰もが誰かを心配し、そして早くこの状況が何とか改善されないかと全力で願っています。本日地震対応の心のサポートボランティア~希望はいつもあなたのそばに~ を立ち上げることにしました。これから毎日このデータは更新していきます。現地での情報そして、サポートしたいと思う気持ちもばらばらな点在のものであれば、なかなか力にはならなくても、この場をつかって一つになれば,それはなにかしら誰かのお手伝いができるものになるのかもしれません。せめて阪神大震災のときの痛みが、今回被災された方々の心のサポートに少しでも役立つように強く願いまして、このボランティア情報をお届けしたいと思います。

心理カウンセラー 浮世満理子

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